【徹底解説】キヤノントナーカートリッジ CRG-533とCRG-533H、あなたに最適なのはどっち?

【徹底比較】Canonトナーカートリッジ

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キヤノン製レーザープリンターをお使いの方で、「トナーカートリッジを買おうと思ったら、『533』と『533H』の2種類があって迷った」という経験はありませんか?


一見すると似た型番ですが、実はこの2つのカートリッジには明確な違いがあります。今回は、キヤノントナーカートリッジ「533」と「533H」の違いを徹底的に解説し、どちらがあなたの使い方に最適なのかを判断するヒントをお届けします。

まずは基本を確認!対象プリンターモデル

トナーカートリッジ533および533Hは、主に以下のキヤノン製モノクロレーザープリンターに対応しています。

Canon Satera LBP8730i

Canon Satera LBP8720

Canon Satera LBP8710

Canon Satera LBP8710e

ご自身のプリンターが上記のモデルであることを確認してくださいね。

ズバリ!「533」と「533H」の違いは「印刷可能枚数(容量)」

結論から言うと、トナーカートリッジ533と533Hの最大の違いは、「印刷できる枚数(トナー容量)」です。

トナーカートリッジ 533:標準容量モデルです。

A4普通紙に5%原稿を印刷した場合、約10,000枚の印刷が可能です。

トナーカートリッジ 533H:大容量モデルです。「H」は「High Yield(高収量)」を意味します。

A4普通紙に5%原稿を印刷した場合、約17,000枚の印刷が可能です。

見ての通り、533Hは533よりも約7,000枚多く印刷できる計算になります。

あなたに最適なのはどっち?選び方のポイント

「たくさん印刷できるなら、533Hを選べばいいのでは?」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。あなたの使い方や重視する点によって、最適なカートリッジは異なります。

トナーカートリッジ 533がおすすめの人

印刷頻度が比較的少ない方:月に数回、少量の印刷しかしない場合、大容量の533Hだとトナーを使い切るまでに時間がかかり、トナーが劣化するリスクも考慮する必要があります。

初期費用を抑えたい方:533Hに比べて、533は購入時の価格が安価な傾向にあります。

保管スペースが限られている方:カートリッジ自体のサイズはほぼ同じですが、予備のストックを置く場合にコスト面で有利になることもあります。

トナーカートリッジ 533Hがおすすめの人

印刷頻度が高い方、印刷枚数が多い方:日常的に大量の資料を印刷するオフィスや事業所では、交換頻度を減らせる533Hが断然おすすめです。トナー交換の手間が省け、業務効率アップにつながります。

1枚あたりの印刷コストを重視する方:一般的に、大容量モデルは初期費用こそ高くても、1枚あたりの印刷コスト(ランニングコスト)は標準容量モデルよりも安くなる傾向にあります。トータルコストで考えると、533Hの方がお得になることが多いです。

トナー切れによる業務停止を避けたい方:トナー交換の頻度が減るため、「いざ印刷しようとしたらトナー切れで困った!」という事態を避けやすくなります。

まとめ:あなたの使い方に合わせて賢く選ぼう!

キヤノントナーカートリッジ533と533Hは、対応プリンターが同じでありながら、印刷可能枚数という大きな違いがあります。

トナーカートリッジ 533トナーカートリッジ 533H
容量標準容量大容量
印刷可能枚数約10,000枚約17,000枚
おすすめ印刷頻度が少ない、初期費用重視印刷頻度が高い、コスト重視

ぜひこの記事を参考に、ご自身のプリンターの利用状況や予算、重視するポイントに合わせて、最適なトナーカートリッジを選んでみてください。適切なカートリッジを選ぶことで、より快適で経済的なプリンターライフを送ることができますよ。

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