CRG-076L と CRG-076 の違いを徹底解説!賢い選択で印刷コストを最適化

こんにりはロングテイルド店長オカピです。
キヤノンのレーザープリンターをお使いの皆さん、トナーカートリッジを選ぶ際に「CRG-076L」と「CRG-076」という二つの型番を目にして、一体何が違うんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
数字の後に「L」が付いているかいないかの違いですが、これが印刷可能枚数、ひいてはランニングコストに大きく影響してきます。
今回は、この「CRG-076L」と「CRG-076」の違いに焦点を当て、それぞれの特徴と、皆さんの印刷スタイルに合わせた賢い選び方について詳しく解説していきます。
CRG-076 と CRG-076L の基本情報
まず、これらのトナーカートリッジがどのような製品なのかを見てみましょう。
どちらも、キヤノン製の特定のレーザープリンター(主にLBP6710iなど)に対応する純正トナーカートリッジです。キヤノン純正品ならではの高い信頼性があり、プリンターの性能を最大限に引き出し、安定した高品質な印刷を実現します。
決定的な違いは「印刷可能枚数」!
では、最も重要な「L」の有無による違いは何でしょうか?
それは、印刷可能枚数、つまりトナーの容量です。
特徴 | CRG-076L | CRG-076 |
容量 | 低容量 | 標準容量 |
印刷可能枚数 | 約2,500枚 | 約5,500枚 |
購入価格 | 比較的安価 | 比較的高価 |
1枚あたりのコスト | 高くなる傾向 | 安くなる傾向 |
交換頻度 | 高くなる | 低くなる |
※印刷可能枚数は、ISO/IEC 19752に基づいたA4普通紙に5%印字の場合の参考値であり、実際の印刷条件や使用環境によって変動します。
なぜ「L」が「低容量」なのか?
ここで少し混乱するかもしれません。「L」と聞くと「Large(大容量)」をイメージしがちですが、CRG-076シリーズの場合は逆になります。
これは、キヤノンがグローバルで展開している製品ラインアップに起因しています。海外市場では「CRG-076L」が大容量タイプとして展開されているものの、日本市場向けの「CRG-076」が、その「CRG-076L」よりもさらに大容量であるため、このような表記の逆転現象が起きているのです。
あなたに最適なのはどちら?賢い選び方
この違いを踏まえ、ご自身の印刷量や使用状況に最適なトナーカートリッジを選びましょう。
CRG-076L(低容量)がおすすめの方
印刷頻度が少ない方:
月に数回しか印刷しない、テスト印刷が主といった場合は、初期費用を抑えられるCRG-076Lが経済的です。トナーを使い切る前に古くなる心配も減ります。
CRG-076(標準容量/実質的な大容量)がおすすめの方
印刷頻度が多い方・大量印刷が日常的なオフィス:
月に数百枚、数千枚と印刷するような場合は、CRG-076が断然お得です。1枚あたりの印刷コストが大幅に安くなるため、長期的には総コストを削減できます。また、交換頻度が減ることで、業務の中断が少なくなり、効率アップにも繋がります。
まとめ:違いを理解して最適な選択を
「CRG-076L」と「CRG-076」は、一見するとわずかな違いに見えますが、その実、印刷可能枚数に大きな差があります。
CRG-076L: 低容量モデル。印刷頻度が少ない個人利用や小規模オフィス向け。初期費用を抑えたい場合に。
CRG-076: 標準容量(実質的な大容量)モデル。大量印刷を行うオフィスや、印刷コストを徹底的に抑えたい場合に最適。

購入前には必ず、お使いのプリンターの型番と、ご自身の印刷量を考慮して最適なトナーカートリッジを選んでください。適切な選択をすることで、プリンターのランニングコストを最適化し、より快適な印刷環境を実現できるでしょう。
CRG-076L BLK | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076L (ブラック) | |
CRG-076L CYN | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076L (シアン) | |
CRG-076L MAG | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076L (マゼンダ) | |
CRG-076L YEL | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076L (イエロー) | |
CRG-076BLK | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076 (ブラック) / 大容量 | |
CRG-076CYN | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076 (シアン) / 大容量 | |
CRG-076MAG | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076 (マゼンダ) / 大容量 | |
CRG-076YEL | キヤノン製純正トナーカートリッジ 076 (イエロー) / 大容量 |